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good news
 子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え(俵万智)

 嬉しい知らせがあった。福島の子どもたちを放射能から守るプロジェクト@ちばの実行委員からカンパの申し出。とてもありがたい。9月11日、千葉駅前で多くの人と出会って、福島の話をしてきました。

 木内さん、インディアン装束の山口さん。そして勝又さん、ありがとうございました。塩田さん、永野さん、西出さん、西山さん、深谷さん、井村さん、前千葉県議の吉川さん、弁護士の廣瀬さん、佐倉市議会の大野さん、千葉県議の藤代さん、成田市議の足立さん、そして柏市議の内田さん、他にもたくさんの人々と挨拶しました。本当にありがとうございます。

 実際に会ってみて、話をすることでコミュニケーションが生まれる。それぞれが何を考えているかもわかります。そうそう、名前を失念してしまいましたが、デトックスについていろいろアドバイスを頂いた女性の方にもお礼を言わなくてはなりません。また、ぜひお声をかけて下さい。放射能で汚染されたフクシマ、そして脱原発の世界をいっしょに考えて行きましょう。

 妻からのメールは送って欲しいもののリストだ。シフォンケーキ型、料理、お菓子の本、こたつ、こたつ掛け、衣服、黄色のゴムべら、竹の手提げカゴ、バッグ、消防車の物入れ、えんぴつ、鉛筆削り、帽子(トーマス・いちご)、ままごと道具、画材、ペネロペすごろく、ドライイースト、ココア、紅茶ティーバッグ、将棋盤。

 絵本〜こぶたくん、あおい目のこねこ、おなかのすくさんぽ、くんちゃんのがっこう、満月をまって、ぺーテルおじさん、ぼくにげちゃうよ、おやすみなさいおつきさま、だるまちゃんとてんぐちゃん、おりがみの本、ちいさいおうち、おばけがこわいことこちゃん、ねずみのとうさんアナトール、恐竜と新幹線の図鑑など...。

 ドイツからもサポートのメールが来てるが、忙しいので返事が書けない。台所は何とかきれいになっているが、やることが一杯で、部屋の掃除もできていない。机の上も本と書類に覆われている。北海道〜香川〜岡山〜神戸〜大阪と月末からしばらくフクシマを離れる。行政はやることが遅いと電話でも話していた。民間はスピードが違う。

 札幌での交流会もとんとん話が進んだ。ロシア外交官、北海道議会議員、札幌市議会議員、音楽教師、ボランティアネットワーク会長、観光バスの社長、農家、震災で疎開している方々などが非公式に集まるパーティだ。私自身なぜそこにいるかもわからない(笑)。これもスピードのなせる技だろう。それが終わると香川まで飛行機で移動。途中で家族と再会できるし、本場の讃岐うどんも食せる。

家族 | 18:56:20 | トラックバック(0) | コメント(1)
失ったもの
 今日は台風の影響で肌寒い。久しぶりに長袖を着た。子どもたちやママも冬支度が必要になる。何か送らなくてはならない。

 出生証書が出てきた。もちろんおうくんのものがだ、書かれたあったのはITPの事だった。突発性血小板減少性紫斑病という一度聞いただけでは覚えられない長い名前の病気だった。ちょうど4年前の9月16日に入院した。

 ママと交代で病院に待機、宿泊しながら看護にあたり、振り返れば大変だったが、何とかこなしてきた。不思議だが、大変な時はそれなりにやれるもんだ。むしろおうくんの入院からいろいろ教わったことの方が多い。

 診察を受けるおうくんも3歳と三ヶ月が過ぎた。前回、担当医から「今度はおむつがとれるといいなぁ?」といわれたので、今日はパンツをはいた。それから妹も生まれ、お兄ちゃんになったおうくん。

 3歳になる頃のおうくんは、オマルに一人でいけるし、服も自分で選んできて、自分で着る。箸やスプーン、フォークなどもだいぶ使えるし、食事がすむと、ひとりで手を洗うこともする。

 階段で転んだりもするが、もう十分、一人で歩き、そして走り回る。車に対する危なさもわかってきた様子。それでも、元気よく飛び出すので、親として注意したい。交通事故などは避けたいと願う。やはり健康な体が一番である。

 ママと絵を描くことが多い。目や鼻、口なども描いてくる。眠る前は、歯を磨き、絵本を読んでもらうこともかかさない。昼寝の時間は、パパと眠ることが多いので、その辺を省略されて、大泣きしながらもすぐに寝てくれる。

 夜も9時台には眠り、7時頃には起床する。主食(ご飯、パン、麺類)+主菜(魚、肉、豆、卵)+副菜(野菜、漬け物、梅干し、海苔など)。ご飯、みそ汁、漬け物はかかさない。おうくんは、どちらかというと肉よりは魚が好きだ。

 天気のいい日は、外に散歩に出られるが、雨の日はそうもいかない。今日も外はシトシト雨が降っている。お昼は納豆スパゲッティを食べる。粒の大きい納豆だったので、ひきわりにした。

 ママとの付き合いももう10年くらいになるが、その頃の写真を見ると、初々しい。20代だったママも3?歳、二人の子どもの母親だ。その頃には、炊事、洗濯、掃除もてきぱきするようになってきたのは、エラい!!と思う。

 今は岡山で、仕事をしながら二人の子どもを育てているママ。私自身は、おうくんやいとさんが何をしているのか観察すらできない。電話の向こうにいるいとさんの話し振りは、かなり岡山弁になってきた。東北弁もわすれないでね!!

 ※平成23年9月21日16時55分 福島地方気象台発表
 福島県では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、暴風、高波、高潮に警戒して下さい。強い台風第15号は、21日15時には静岡県にあって北東へ進んでいます。また、前線が東北地方に停滞しています。窓の外では、かなり横殴りに雨が降っている。

家族 | 17:43:51 | トラックバック(0) | コメント(0)
YMCA Family Camp(前半)
 8月25日、大田市から帰宅した。三瓶山にある温泉で疲れを癒す。それから三次の高速入り口を目指した。54号線の途中のトンネルで写真をパチリ。しばらく走るとナシ直売店があったので立ち寄る。差し出されたナシを口に入れる。甘い味がした。福島のナシを食べようとすると拒絶感がでるが、ここのナシは安心して子どもたちに食べさせる事ができる。一袋土産に買う。おうくんといとさんが一つづつ頂いた。

 大佐のPAで軽く食事を済ませる。走っている途中から大雨に見舞われた。おうくんといとさんも外の景色を眺めている。関西に来ると何時も思うのだが、山々の重なりが東山魁夷の絵そのものである。遠近感があり重層的なのだ。きっと脳裏にこんな風景がいつもあったからだろう。

 8時近くわが家に到着。風呂を沸かして、いとさんとおうくんと3人で入る。ママは夕飯の準備。風呂上がりのビールがウマい。ママも一口飲む。酌婦はおうくんだ。私の体重は今回10kg減ったところで止まった。一人暮らしだが、何とか凌いでいるし、体調は良い。

 翌日は小豆島へのファミリーキャンプが始まる。時間に余裕を持って出かけたので幸いしたが、途中道を一本間違えて、フェリーのいる港にぎりぎり間に合った。今回、何もかも全てが間に合っているのも不思議だ。

 おうくんもいとさんも初めてのフェリー。デッキのトップに出て潮風を浴びる。ママの顔も、おうくんの顔も、そしていとさんの顔も満面の笑みで華やいでいる。心から安心できた、久しぶりの笑顔だった。瀬戸内海は穏やかである。天気も晴れで、旅行日和である。

 当たり前にある瀬戸内海の静かな景色は、福島への祈りに近いものがあるとふと感じた。現代の私たちが祈りをせずに生きてこられたのは、無力であることの、長い忘却の果ての無知ゆえである。文明のバージョンアップのために人災は必要だったのか?
camp

家族 | 23:49:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
バラバラの住民票
 子どもが生まれ、おむつの交換、ミルクをあげたり、遊んだりとそれまで経験しないことができた。父親が乳飲み子に一日関わっていると、同時に、母親の子育ての苦労がわかる。日々慣れないことをしながら、一人の女性から母親になってゆく。

 おうくんがうまれた頃をおもいだす。予定日は少し遅れた。その間、ママを山に連れ出し、散策に勤しむ。妊婦といえども、体を動かす事は大切だ。

 今日はおうくんのいた幼稚園に出かけてきた。退園届けを出すためだ。いつもの通園する道路を一人で歩くと、なぜか淋しい気持ちになる。もう息子とこんなことはできないと思うからだ。

 幼稚園に着き、退園届けを書く。30分程、いろいろ話をする。ここの幼稚園も園児が少なくなっている。経営状態も不安定になるだろう。それは他ならない、東電と政府のせいである。

 人がフクシマから出てゆくだけでなく、来ると言うのはどうですか?と逆に質問された。

 もしそれが若い女性なら、わざわざ被ばくすることになります。どう思いますか?と尋ねると、そういう見方もあるのですねと答えてくれた。

 帰り際、おうくんの描いて絵が二枚あるので、お持ち帰り下さいと手渡された。ひまわりの中で水浴びしている子ゾウの切り絵。もう一枚は、たぶん草むらにいるカエルさんの絵だった。息子はもうここで絵を描く事はないだろう。

 その後、新聞社の取材があった。その方は未婚の若い女性だ。新聞社の方も気を使っているらしく、フクシマ滞在は3週間限定とのこと。一日max10μSv以上浴びないようにと指示されている。

 夕方、もう一人来客。新潟へ避難する報告を頂いた。その後、長期的な避難をしたいと相談を受けた。4才と小1の母親である。男性に比べて、女性は子どもの危機管理が素早い。その点では私も女性に負けないのだが、、、。

 わが家は、8月から、妻と息子、娘の3人の住民票とパパの住民票が異なる。扶養家族は息子が私の方で、娘は妻の方である。

 何故そのような形にならなければいけないのか?わからない。

家族 | 22:36:58 | トラックバック(0) | コメント(1)
予言
 午後から、北海道庁の職員、東京の実行委員との打ち合わせ。ハーメルンプロジェクト主催イベントの最終確認をしてきた。企画書を提出しなくてはならない。私自身は企画書などは苦手なのだが、きちんとやらなくてはならない面もある。

 主催者団体の役割には、
・事業の企画,募集、参加者のとりまとめ
・必要な書類等の提出
・被災地から避難先への避難先へのサポート(往復)
・避難先での避難者へのサポート
 などがある。

 私もそうだが、参加者はいい意味で勉強になったはずである。

 その後、郡山駅でもう一人から相談を申し込まれていた。今後、政府や東電、そして県に対して、福島原発の責任をどのように伝えてゆくかについて、少し突っ込んだ話をしてきた。

 私たちがすべきことは、真っ先に子どもたちを避難させてから、フクシマの地の表土除染の実施である。

 私たちは、ふるさとを、住いを、仕事場を、学校を、日々の暮らしを、豊かな自然を、そして安全な空気と水と土を、収入を、健康をすべて奪われた。

 私たち福島県民は、悩み、苦しみ、怒っている。東京電力は責任を取り、あらゆる損害に対して賠償することを望む。

 福島の人も東京の人も大阪の人も大分の人も北海道の人も、一人ひとりが声を上げていることを、東電は肝に銘じて欲しい。いっしょに行動しましょう。一人ひとりの力は弱いが、決して私たちは負けはしない。

 最後に神戸から来た小野さんにも郡山駅で待ち合わせをして話してきた。こちらも偶然の出会いだった。彼が駅にいて、私も駅にいた。いろんな出会いが私を待っている。明石であそぼう!たこ焼きキャンプもぜひよろしくお願いします。

 3歳の娘は、ハミング♪しながら、私と話すことができる。東電にある悪意に福島の善意が乗り込む時がくる事を予言しよう。

家族 | 22:48:34 | トラックバック(0) | コメント(0)
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